個性的な振袖姿を狙うなら、レトロな振袖で決まり!モダンな振袖画像
2016/05/03
wakahaya
振袖って赤が多いと思いませんか?着物で一番格が高い色は紫です。なのに特に振袖には赤が多い。着物だけではありません。戦隊もののヒーローや国旗、食品のパッケージも赤、赤、赤です。こんなに赤がもてはやされる理由は何なのか、ちょっと探ってみました。
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振袖の元になったのは、鎌倉後期の子供用の小袖で、なんと男女ともに着ていたんです。
男も?と思うかもおしれませんが、今でもお宮参りには袖のパックリあいた振袖を男の子に着せますよね。
大人の振袖と違うところは、袖の振八つ口があいていること。
その袖が変化するのは、男子は17歳の春、女子は結婚の有無にかかわらず19歳の秋、袖を短くして片側を縫い合わせた現在のような袖の形になります。
現在の振袖と呼ばれている和服が発生した時期は、江戸時代になってからです。
江戸時代前期、袖丈は55cm~95cmくらいだったのが、江戸末期には95cm~122cmくらいになったといわれています。
袖丈が長くなった理由の一つに、戦のない穏やかな時代に入り、踊りやお芝居などの娯楽が生まれると、身振りを美しく見せるためにどんどん長くしていったといわれています。
その後、振袖は女性だけの服装となり、なんと関所を通る際は未婚女性は振袖を着ていなければ通してもらえなかったんですΣ(゚Д゚)
そんなことから、振袖は未婚女性の服装という認識が広まったようです。
関所の近くには、たいてい貸し振袖屋があったというから驚きです。
2018 広瀬すずコレクション
振袖というと赤い振袖が代表的だと思いませんか?
なぜ赤い振袖が多いのでしょうか。
そこにはどんな理由があるのあか、ご存知でしたか?
白無垢や赤い打掛、写真のような白無垢の裏が赤い打掛をよく目にしませんか?
これにはちゃんと意味があります。
白色は、穢れのない、清らかな、という意味もありますが、死者の世界という意味もあり、赤色には、血の色、赤ちゃん、誕生やこの世を意味しています。
これまでの自分と決別し、新たに生まれ変わる意味合いなんです。
その為、おめでたい席には紅白の垂れ幕や紅白饅頭など、白と赤が付きものなんです。
振袖に赤が多い理由の一つに、私たちの視覚も大いに関係していると思われます。
日本人は赤という色に対し、「おめでたい」、「尊い」などの印象を持っていて、赤を特別な色として認識しています。
とあるお菓子メーカーの売れなかったお菓子のパッケージを青から赤に変えただけで、売り上げトップ商品になったという話を聞いたことがあります。
ところがフランスでは、一番売れる色は青なんだそうです。
その理由が、国旗の色にあると専門家が話していいました。
つまり、日本人の視覚における「赤」の存在は日本のシンボルカラーであり、潜在的に優先してしまうのではないでしょうか。
皇室の祖神の一柱とされ天照大神は太陽を神格化した神で、日本人は太古の昔から太陽信仰がありました。
「おてんとうさまに顔向けができない」などの言葉や、日に背中を見せる、などの意味合いは、現代の私たちにも理解できる感覚ですよね。
そして、飛鳥時代には国号を「日ノ本」とし、国旗が日の丸となり、私たちの赤に対するイメージは絶対のものとなりました。
そんな日本人が赤を敬い尊い、おめでたい儀式に赤い色を使うのは当然のことではないでしょうか。
面倒な話はこれくらいにして、お待たせしました。
成人式や結婚式などで、赤い振袖を着たいと思っている方にお勧めする「赤い振袖集!」です。
可愛いものから豪華なものまで取り揃えましたので、参考になさってください(^-^)
紫と紅色のグラデーションの牡丹が豪華な赤い振袖です。
ゴールドで描かれた牡丹がゴージャスさをいっそう増しています。
乱菊と牡丹の乱れ咲きですね。
赤地と黒地にゴールドの花々がゴージャスで、思い切りモードに着こなしたいな振袖です。
黒と赤が大胆に配色されたモードな振袖です。
ゴールドをふんだんに使い、中央の大胆に描かれた真紅の薔薇が目を引きます。
赤と黒の配色と柄合いが独創的で、インパクト大のモードな振袖です。
アール-ヌーボーに描かれた花とツルが魅惑的です。
地色の赤が艶やかに際立つ振袖です。
なんと言っても野性味のあるヒョウ柄と、そこにエレガントでガーリーな薔薇に目を奪われます。
私は草履の方がカッコイイと思うのですが・・・。
黒・白・赤のリボンのコントラストが印象的な振袖です。
エレガントな薔薇にリボンをあしらった柄が、可愛い女性の内面を表しているようです。
エレガントかつゴージャスさが美しい振袖です。
赤と黒の魅惑のカラーの中に、純白の牡丹が印象的です。
全身を埋め尽くすように描かれたみごとな花々が、着る人をゴージャスに装います。
魅惑の赤の、シックでモードでエレガントな振袖ですね。
3色の薔薇の花と大きな白い揚羽蝶が大人フェミニンなあなたをいっそう引き立てます。
「ゴージャス!」、「お見事!」と声をあげたくなる逸品の振袖です。
ゴールドの孔雀の羽根と乱菊がきらびやかでゴージャスで、気高さと上品さを合わせ持った至極の一枚です。
赤地に、赤・白・紫の椿が全身にちりばめられたレトロモダンな振袖です。
ところどころに見えるグリーンの葉が控えめながらも確固たる主張していることで、全体を引き立てています。
赤と黒の粋な組み合わせな色合いに、大きなまあるい梅鉢と桜の花が柔らかさを添えています。
他にも万寿菊や牡丹、楓などの吉祥柄がふんだんに描かれたレトロポップな振袖です。
大胆な赤い梅の花と松の緑が印象的な振袖です。
こんな可愛い振袖はレトロポップにこだわって着てほしいですね。
赤と白と水色の配色が印象的な振袖です。
3色からなる桜と菊、桐の花と、ツルが個性的な柄付けで目を引きます。
右の振袖も素敵ですが、今回は赤い振袖がメインなのでコメントは控えます。
赤地に大小の丸い花々と菱形でレトロモダンな雰囲気を醸し出しています。
赤地に白のストライプがレトロモダンな粋さを醸し出している振袖です。
椿に桜、梅、菊、楓などのおめでたい花文様が華やかにエレガントに描かれています。
大きな赤い椿と朱色の椿の花が可愛い振袖ですね(^-^)
レトロモダンの人気大きな柄で、古典では着こなせないおしゃれなコーデを楽しみましょう。
赤地に大きな椿と小さな椿をいっぱいに散りばめたレトロモードな振袖です。
独特の柄付けはおしゃれさんの目に留まることでしょう。
赤地に鹿の子柄の菊の花とソメイヨシノと八重桜の古典にも、レトロにも着こなせる振袖です。
着物業界では知らない人はいない、一番人気の吉澤友禅が手掛けた振袖です。
着物の町・十日町の匠の技は、一目置かれる品ばかりです。
赤・黒・緑の大胆な配色の、レトロな雰囲気を漂わせる古典柄の振袖です。
色の配色がいかにも控えめで古風な女性を表現し、しっとり大人フェミニンな女性を演出します。
日本人の愛されてる赤い振袖に、裾と袖の若草色が鮮やかな振袖です。
大輪の牡丹の花に鶴など、吉祥文様の花々が華やかな、子々孫々と受け継がれる振袖です。
赤地に乱菊をはじめ、様々な菊と小さな桜でおおわれた、シックで華やかで個性的な振袖です。
モードにも古典にもモダンにも着こなしができる優れものです。
視線をひきつける艶やかな赤地に松竹梅のおめでたい柄がインパクト大な振袖です。
時代に左右されない柄で、大胆な柄付けはレトロモダンにも着こなすことができ、コーデのしがいのある振袖です。
こってこての大道の古典柄ですが、何百年、時を隔てても胸を張って着られる振袖です。
赤と黒の大胆な配色に、ゴールドと黒と緑の松に波文様に鶴が舞う、おめでたく格の高い柄です。
美しい真紅の振袖です。
日本人の好む赤はこの色のことを差すのでしょうね。
駒縫いの刺繍に格の高さを感じます。
赤地に松竹梅と桜を斜めに流れるようにあしらった華やかな振袖です。
伝統的な吉祥柄ですが、どの花も丸み帯びていて、レトロキュートな柄付けになっています。
赤地に斜めに入った鹿の子柄の黒の地と、鹿の子柄の桜と黒の桜が印象的です。
桜と鞠は豪華な駒縫いの金刺繍で格の高いものです。
品の良い落ち着いた色の、吉祥柄を盛りだくさんに描いた振袖です。
格が高く、年齢を問わず愛される振袖で、時代を超えて受け継がれる柄です。
鹿の子絞りを贅沢に使った華やかな振袖です。
丸く描かれた花文様が可愛らしく、時を経ても見劣りすることのない逸品です。
赤地に華やかな柄付けの、美しく見事な振袖です。
大道の極みというべき柄付けは、格が高く気品に満ちています。
しっとり上品でありながら、ゴージャスな振袖です。
気品高く華やかで、財産というべき振袖ですね。
大事に受け継いでもらいたい逸品です。
鼓や籠車、四季の吉祥文様をふんだんにあしらった格の高い逸品です。
若草色が清楚にしっとりとした日本女性の美しさを演出してくれる振袖です。
赤地に松竹梅に桜、牡丹、楓などの吉祥文様が美しい友禅で染められた振袖です。
結婚式で花嫁が着ても良いほどの貫禄と格の高さを兼ね備えた豪華な逸品です。
圧倒的な存在感と見事なまでの匠の技があってこそ生まれることができる最高の振袖です。
人気の十日町・吉澤友禅の振袖で、まったくもって見事としか言いようがありません。
お見事!!
ブラボー!!
キュートでラブリーな可愛い振袖です。
柄付けはとってもガーリーですが、白地ではなく赤地にすることで甘さを少し抑えています。
落ち着いた色合いの赤の地に、ポップでガーリーな友禅染が優しい振袖です。
甘いだけじゃない、ちょっと大人のフェミニンさを演出してくれます。
朱色に近い赤に、ゴールドをふんだんにあしらった振袖ですが、清楚で上品でエレガントな柄付けになっています。
優しいたおやかな女性のための振袖です。
裾と袖の城が赤の色合いを美しく日立てています。
清楚で上品な白を基調と市は柄合いは、帯一つでガーリーな装いも可能にしてくれます。
プリティ&キュートな華やかな振袖ですね。
色とりどりの薔薇の花がいっそうあなたの可愛らしさを引き立てるでしょう。
こんな可愛い振袖が似合う人が羨ましいです。
振袖の知られざる過去には驚きでしたね。
赤という色にも意味があるのだと分かりました。
選りすぐりの【 振袖ファッションショー 】はいかがでしたか?
そういえば、他の振袖に比べ、赤い振袖に古典柄がダントツに多かったのも、振袖の歴史や赤に対する無意識の意識からなんでしょうか・・・。
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